最近のtsumuri関連の騒動について
最終更新 2023/09/26 21:51
2023年8月以降、インターネット上の一部匿名ユーザーによってtsumuri氏に対する攻撃が行われています。
当初私はあまり干渉するつもりがありませんでしたが、tsumuri氏のみならず関係者等までもがターゲットとなり、攻撃の内容も爆破予告など過激度が増していることに鑑み、意見を書いておこうと思い至りました。
まず断っておかなけらばならないことは、私は本件について中立的な立場の人間ではないという点です。この意味において、本記事は単に私のモノローグに過ぎないことを念頭に置いてお読みください。
護衛側に対する意見
tsumuri氏を護衛しようとして、tsumuri氏の過去の投稿を隠蔽し、匿名技研のサーバーを我々が削除することは、本当にtsumuri氏が望んでいることでしょうか。
tsumuri氏は半年後に高校受験を控えており、単に今は"平凡"を求めているだけではないでしょうか。
幸いにも今のところ流通している情報は偽情報がほとんどであり、本当の個人情報を隠そうとするのは本人にとって有り難いかもしれませんが、そのために敢えて私たちが活動すると、むしろ話題性を生んで更に情報が漏洩していきます。
tsumuri氏を攻撃している人たちは完全(≠100%)に匿名です。
インターネット上においては「攻撃側が圧倒的に有利」であり、私たちが何をしたところで99%の確率で彼らを特定することはできません(一部のスクリプトキディはヒューマンエラーを犯すため、そこから特定できますが)。
匿名の攻撃者を相手にして時間を割くことは無駄であり、むしろ時間の経過とともに「守るべき価値」が奪われていくだけではないか、と考えます。
必要以上に護衛するのではなく、消極的、すなわち自らの身に危険に危険が及んだ場合や本人から相談を受けた場合に限って対応を行ってみてはいかがでしょうか。
攻撃側に対する意見
私は、「これ以上攻撃するのは止めて下さい」とか、あるいは「もうやめにしませんか。」などと述べることはしません。
攻撃者は攻撃者なりにTorやVPNの知識が必要であり、嘘情報を判別する能力が必要も求められますので、攻撃者がバカであるとは言いません。むしろ、社会的にみて平均前後の知能を持っている方が多いのではないでしょうか。
では何なのかと言えば、アホです。
人間はとても流されやすく、一人で悪徳をなすことができなくとも、第三者の賛同があれば、通常では考えもしないような悪いことを平気で実行できます。
これは、一昔前までは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」であったり、「友達と協力して万引きする」といった目に見える犯罪として形になっていました。
しかし、インターネットと暗号の普及に伴って誰もが匿名で意見を述べられるようになってからは、元々「万引きの"指示役"」として実行犯と同等の罪を負っていたはずの人が、完全な無責任で指示を出せるようになってしまいました。
全員が匿名であるからこそ、自分以外の誰も信用してはなりません。誰かがtsumuri氏を叩いるのを見ても、それは単に自作自演である可能性すらあり、反応するべきではありません。
よく考えると、実は掲示板に書き込みを行っている人は「私」と「貴方」の二人だけであり、私が貴方を捕まえるため意図的に演出を行っている可能性だってあります。
ところで、TorやVPNの匿名性は、本当に完璧なものでしょうか。
もちろん、私はTorの匿名性を技術的に解除できる可能性があるかどうかについて言及しているのではありません。むしろ、その確率はほぼ0%であると言い切ることができます。
簡潔に述べれば、Torを用いた犯罪の全ては、ヒューマンエラーによって逮捕へと繋がるのです。
人間は完全な生き物ではないので、些細なミスであったりとか、ちょっとした不手際をしばしば起こします。長期化すればするほど、です。
tsumuri氏に対する攻撃に執着して時間を無駄にし、自らのリスクを増やすのは勿体ないと思いませんか。まあ、思わないからこそ攻撃しているのでしょうけども。
攻撃者のうちの大半の方々は十分な知性を持っているかと思いますので、一度攻撃の"コスト"と得られる"メリット"を比較してみてはどうでしょうか。
質問箱
私は以下のURLから匿名で質問を受け付けていますので、何か匿名で書きたい質問がありましたら。100%ではありませんが、回答はX=Twitter上に投稿します。
また、メールはPGP署名のないものを受け付けておりませんので、ご了承ください。